肩こり、腰痛、関節痛などの慢性的な症状、スポーツによる痛みや疲労回復まで幅広く対応。痛みを伴わない施術で筋肉や関節などに優しくアプローチし体のバランスを整え治癒力を高めます。痛みが苦手な方や他の施術で効果が得られにくかった方にも症状の改善と再発防止を目指す「美原健康整体院。」の院長戸林さんにお話を聞きました。
「美原健康整体院。」さんは鶴岡市美原町に開院してまもなく20年。
院長の戸林さんさんは学生時代からスポーツをハードにやってきた自身の繰り返す腰痛の経験から、納得の行く療法に出会い、同じような悩みを持つ人の役に立ちたいと習得して開院。
改善へと導き、「良くなって通わなくてもよくなった」 と言われるのが嬉しいと言う院長の開業までのエピソードや仕事のやりがいについてお聞きしました。
院長の戸林先生は高校時代、現在の鶴岡東高校野球部で主将を務め、チームの主軸として活躍していました。現在は仕事に励むかたわら社会人ソフトボールクラブの監督を務めチームを率いたり、マラソンに出場するなど人生を通してスポーツと向き合ってきました。
今も仕事の合間に素振りしているそうです。さすが。
先生は高校卒業後に仕事をしながら企業の社会人野球チームに所属し、国体にも出場、遠征に行くなどスケジュール的にきつい練習をこなす日々を送っていました。
「仕事も練習もハードにやって結局ケガして腰を痛めたんです。いろいろなところに施術を受けに行きました。でもその時はよくても痛みは繰り返し、だましだまし5年ほど野球を続けてました」
そんな時に出張先で偶然出会ったのが無痛療法。
「ピタリと痛みがおさまって感動しました。これはいい療法だなと思った。回復したという実感があったから」
自分でも習得しようと思ったのは、その考え方や教わったことに共感し、同じ悩みを持つ人をサポートしたいと思ったから。
「整体の先生から、『まず体を大切にしなさい』と言われたんです。当時の自分を思えば、若さもあって体を乱暴に扱っていて、不摂生で睡眠不足。体に無理をかけていてどこか痛くならないわけがなかった。それを無通療法の先生に教わりました。自分も習得してみようと思って静岡や東京などに通ってセミナーを受け、開院しました」
家族や友人など周囲の協力や支えがあり、『いいと思ったことは迷わず行動したほうがいい』とアドバイスを受けて、難しくいろいろ考えないで開業。
開院した後も経験を積みたくて10年ほどは東京に足しげく通ってスキルアップに励んだ戸林先生。スポーツマンらしい情熱と努力だなあと感じました。
セミナーの時に情報交換をしていて『1日20人以上施術できる』という人の話を聞いて、開院当初は1日18人くらい予約を入れて短い時間で次々施術をしてみた戸林先生。
でもやってみて、思い直したそうです。原因を探って回復や維持のための話もしたい。
「今は自然にお客さんから話をしてもらえるようにゆったりした雰囲気にして、症状や生活スタイルなどから原因を探っています。施術自体は20分で終わるとしても、1対1で話を聞きながらじっくり時間をとるようにしています。生活改善のアドバイスも行います」
「まずは自分の体に関心を持って大事に思ってほしい」と語る戸林先生。
「痛いというのは結果で、痛くなるには原因、背景があります。生活スタイルや環境、ストレスによって疲れがたまり、解消されなければいつか怪我や痛みにつながります。自分の力で良くならない時は人の力を借りるというのも手段。自分はその手段の一つになりたいと思っています」
医療との連携で病院や整形外科から紹介を受けて来院する方も多く、反対に、戸林先生が『これは医療機関で治療を受けたほうがいい』と判断した場合は診察を勧めるそう。両方の相乗効果で救われる人も多いでしょう。
整形外科に出向いて、リハビリの専門チーム対象にセミナーをしたこともあるそうです。
相互の連携はありがたいですね。
「僕は“痛い”という人がいなくなればいいなと思うんです。究極的には、病院や整体院が全部なくなるほど」
以前通っていたお客さんと久しぶりにばったり会って『先生ごめんの〜。すっかり良くなったもんだから行く必要なくなって』と言われてうれしかったと言う戸林先生。
整体院という場所は改善させれば通院しなくなります。商売と考えれば矛盾しているような気がしますが、それでも痛みをとってあげたいと思うのがプロ意識なんだと思いました。
「良くなった人は来なくなっても、結果が出れば、家族や親戚、知人を紹介してくれます。それもうれしいもんです」
お客さんが会社で腰を痛めた上司を支えながら連れてきて『明日ゴルフの接待あるからなんとかしてやって!』っていうこともあったそうです。S.O.S.はだいたい大事なことがある直前ですよね。
「痛みはそれまで忙しくハードにやってきて、さあ本番っていう時にあらわれるもの。本当はなにか前兆があっただろうから、痛くなる前に気づいて来院してほしかったと思うけれど、力になってやりたいって思います」
「回復した人でもメンテナンスをしに通って来てくれてる人がいます。アドバイスしたことへの気づきなんで嬉しいです。ちょっと危ないかな、具合悪いかなっていう時に来てくれれば軽いうちに対処してあげられます。忙しい毎日を過ごしている人ほど疲労がたまりやすいのでメンテナンスは有効です」
来院の方には回復するための生活のアドバイスなどを書いた紙を準備してある、と見せてくれました。睡眠、入浴などしっかり休息して毎日疲れを取るようにこころがけることや、ずっと同じ姿勢でいないなど、ちょっとした日々のこころがけだそうです。
「自分の体を大切にしてほしい。そういう思いです。自分も経験ありますが『大会が近いから部活休めない』という選手にも痛いなら出来るだけ体をやすめて、と言います。疲労をためたまま続けては回復が遅れ、繰り返すからです」
スポーツをしてきたからこその先生の助言は成長期の選手たちの体づくりへの意識を変える強い味方となると思いました。
これからどんなふうに続けていきたいですか?と聞いたら、
「整体院をぐんと大きくしたいとかは考えていなくて、継続していつも同じように穏やかに営業していきたいです。自分の基本となる体を大事にして、できるだけ長く続けていきたい。家族にも支えてもらって仕事も好きなスポーツも続けられているし感謝している」と答える戸林先生。
普段の生活で長く継続する…先生が教えてくれた健康維持と同じことかなぁと思いました。
「普段の生活で体を適度に動かすこと、面倒と思わないことが大事です。生活の欧米化によって膝から下をよく使う生活をしなくなっていることで、生活スタイルが変わり筋力が弱くなった面もあります。楽をしすぎないこと、それも大切です」
確かに布団の上げ下げ、正座、和式トイレなど和式の生活スタイルではで足首や膝関節など下半身をよく使っていたのが、近年の生活スタイルの変化でその機会が減っていますね。
「近年の生活スタイルの変化でますます不調を訴える人が増えるのではないかと思うので、施術だけでなく習慣を見直すことなども今後も地道にお伝えしていければと思います」
痛みを取るのだけが整体院の役目ではないと感じている戸林先生、体を無理なく動かし、無理せず休めることの重要さを教えてくれました。ありがとうございました!
2024/10/17
腰を痛めてしまい、人生初の整体で美原健康整体院。さんへ行ってきました。歩くのも辛かったのが、痛みはまだいくらかありますが、普通に歩けるようになりました。何処に行ったらいいか迷ってましたが、こちらを見て行ってきました。
美原健康整体院さん! 人生初めての整体を体験しました。 整体=痛いと言う私の勝手なイメージでしたが そんなことは全くありませんでした♪ 身体がスッキリして大満足です(*^^*)
美原健康整体院さんは、とても丁寧です。自分の体とむきあうきっかけになります。
「美原健康整体院」さん、とっても穏やかな雰囲気での施術よかったです。体も心も軽くなりました。