致道館文化講演会〜「らんまん」から考える人材育成と植物科学〜 

開催日:6月24日(土)
【イベント概要】

※開催場所が「荘内神社 参集殿」に変更になりました!

庄内・鶴岡の教育風土を培ってきた『藩校致道館』の教育精神・伝統文化を振興普及し、継承する致道館文化振興会議主催の文化講演会。
4月から放送されているNHK連続テレビ小説「らんまん」は明治期の実在の日本の植物学者である牧野富太郎をモデルとしたストーリー。
同じ東大の植物学教室で学び、鶴岡市出身で植物生殖学分野で活躍中の研究者である東山哲也氏に植物科学の最前線と人材育成の鍵についてお話を聞く。

致道館文化振興会議公式HPより(クリックで拡大します)
【内容】

演題 「らんまん」から考える人材育成と植物科学
講演の概要(以下、講師より)
NHKの朝ドラ「らんまん」が始まりました。牧野富太郎は東大の植物学教室の黎明期に活躍した植物学者です。その波乱に満ちた人生は、権威VS牧野の構図で紹介されることも多いようです。それでもなぜ牧野は大活躍できたのでしょうか?そこに秘められた、今も変わらない人材育成の鍵について考えます。私は牧野より100年ほど遅れて同じ植物学教室で育ちました。人が育つことで科学は絶えず進んできました。植物科学はどこまで進んだのでしょうか?重要性が増す植物科学について、私たちの発見も交え、分かり易く最前線と未来を考えます。

<講師プロフィール>
東山哲也 氏

東京大学大学院理学系研究科 教授
1990年、鶴岡南高校卒。1994年、東京大学理学部を卒業し、1999年、同大学で博士(理学)を取得。東京大学助手を経て、2007年に名古屋大学教授に着任、2019年から東京大学の現職。
花の内部で起こる植物の受精を初めて映像でとらえ、140年の謎とされた「花粉管誘引物質」を発見。ルアーと命名。受精の仕組みの研究を柱に、種の壁の理解と制御にも挑む。中日文化賞、朝日賞など、受賞多数。
2010年~2017年にERATO東山ライブホロニクスプロジェクト研究総括、2012年~2022年に名古屋大学のWPIトランスフォーマティブ生命分子研究所副拠点長を兼務。2014年~2018年に国際植物生殖研究連盟IASPRR会長を務め、現在、国際先導研究「植物生殖の鍵分子ネットワーク」代表。

【時間】

14:30〜

【場所】

荘内神社

【料金】

聴講無料

【申し込み】

6月18日(日)まで申し込みが必要。定員150名 受付順
申し込みフォームはこちらをクリック

下にもホームページリンクがあります。

【連絡先】

致道館文化振興会議事務局 三矢(みつや)

※ホームページにリンクしない場合があります