戦国大名の武藤氏が居た尾浦城の跡に昭和の初めに大山地区の酒造家 加藤嘉八郎が私財を投じて整備した公園で
展望台や碑などが各所にあり、太平山から鶴岡市の眺望を楽しむことができます。
その歴史や詳細についてはこちらをご覧ください→大山観光協会HP
下池へ行く方の北口の駐車場、遊具がある公園近く 尾浦の館そばに車を置くことができます。
桜の開花期は旧鶴岡西高校跡地も臨時駐車場になります。
遊園地の遊具、新しくなっていましたので、小さいお子さんをお連れの方はぜひ。
桜のシーズンにはぼんぼりが設置されます。(夜間の点灯はありません)
ここから「尾浦の館」側へ歩いて一周するコースをおすすめします。
尾浦の館は6月の「大山犬まつり」のからぐり山車が展示収納されている蔵造りの建物です。
桜まつりなどがある時に同時に一般公開イベントを開催していました。
昭和56年「からぐり山車」は25年ぶりに復活してから、「からぐり保存会」さんが山車3基の管理と、出し物制作をしているそうで、毎年ちがう演目をつかい、制作しているとのことで、その高さと、精巧さ、迫力に驚きます。
*現在の山車は、電線や交通道路の状況により最大で5.15mの高さにしているそうです。見学希望や活動などはこちらをご覧ください →大山からぐり保存会
以前見学させていただいた時の写真です。
さて、そこから歩いて、赤い鳥居のある加嘉山公園石碑から鳥居をくぐって上まで行ってもいいですが、イベント広場をはさんでさらに左の道から遊歩道を上までぐるりと歩いていくのがオススメ。
イベント広場(鳥居側より)
外側の道を歩いていくと桜並木のアーチみたいです。
歩いていく途中で晴れていれば月山も見えます
加藤嘉八郎さんの銅像がある広場まで登ると展望台があります
展望台からはより街並みを見下ろすことができます。天気の良い日は月山も一望できます。
尾浦茶屋がこの広場にあります。裏に男女兼用ですが一室トイレあります。(和式のみ)
さらにここから下池方面へ外側の道を降りて歩いていくと
下池が見えます。天気の良い日は鳥海山も見えます。
夏はこんな風景が見られます。水草でグリーンの下池に。(写真は5月)
(写真は8月)
金剛山に古峯神社、大平山に三吉神社(武藤氏本丸跡)と二つの神社があり、太古橋でつながっています。時間があればすべて回ってみるといいと思います。(三吉神社は先ほどの中央の大きな赤い鳥居からまっすぐ石段を上ると着く神社です)
太古橋
古峯神社のある金剛山には展望台があり、こちらからは高館山と下池が見えます
ここからさらに奥の北櫻ヶ丘、紅葉ヶ丘にいくと、
途中ベンチや東屋、トイレも整備されています。
ここから舗装されていない細い遊歩道を回ると
北入り口の遊園地がある駐車場におります。日陰でぬかるんでいる事が多いのでご注意ください。
公園内いたるところで、桃、こぶし、しだれ桜、ソメイヨシノ、八重桜…と次々に花を咲かせます。桜の時期、平日に行くとゆっくり歩けておすすめです。
地図、参考サイトなどは下へスクロールしてください。