松ヶ岡本陣

お城ができる前に、酒井のお殿様が住まいした仮御殿だった建物が移築され、いまも大切にされています。
開墾時は開墾本部として存在し、今も地域の行事などで利用されています。
開墾記念日には記念行事が行われています。

開墾のこころをつたえる開墾場綱領

本陣には松ヶ岡ゆかりの西郷隆盛関連の貴重な資料などが保存されています。

(写真は2021年4月7日 開墾150年記念事業開始式)

西郷隆盛に送られた言葉「気節凌霜天地知」酒井家13・15代当主酒井忠篤筆がかけられているのが見えます。
今も開墾士たちの苦労は天と地が知っているという激励の言葉で、今も地域で大切にされているそうです。
貸切利用や施設内の見学は松ヶ岡産業さんまで

本陣側には池があり、7月には、睡蓮が咲きます。

池側からの本陣。

桜の時期。

本陣向かいにの経塚丘には蚕業稲荷神社さんがあります。

東京の旧庄内藩邸にあった神社を明治の開墾時に遷座、松ヶ岡神社とし、のちに産業の守護神としたそうで、今も記念行事等の際には酒井家当主が訪れます。

(写真は2021年4月7日 開墾150年記念事業開始式)

経塚丘から本陣を見る。

茅葺屋根の本陣は今も地域で大切に引き継がれ、

雪灯籠まつりには雪灯篭に火が灯されます。

四季折々に訪れたい趣のある場所です。

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